第1巻69番歌はこちらにまとめました。
第1巻 69番歌
巻 | 第1巻 |
歌番号 | 69番歌 |
作者 | 清江娘子 |
題詞 | (太上天皇幸于難波宮時歌) |
原文 | 草枕 客去君跡 知麻世婆 <崖>之<埴>布尓 仁寶播散麻思<呼> |
訓読 | 草枕旅行く君と知らませば岸の埴生ににほはさましを |
かな | くさまくら たびゆくきみと しらませば きしのはにふに にほはさましを |
英語(ローマ字) | KUSAMAKURA TABIYUKUKIMITO SHIRAMASEBA KISHINOHANIFUNI NIHOHASAMASHIWO |
訳 | 旅の途中のお方と存知あげていれば、美しい埴生(はにゅう)の染料で染めて差し上げられたのに。 |
左注 | 右一首清江娘子進長皇子[姓氏未詳] |
校異 | 婆 [元][類][紀] 波 / 岸 崖 [元][類] / 垣 埴 [元][類] / 乎 呼 [元][類] |
用語 | 雑歌、作者:清江娘子、長皇子、遊行女婦、難波、大阪、持統、恋歌、旅、地名 |